宝石 - HAZUKI ONODERA | 小野寺葉月  
 

宝石

ひかりもの。ピカピカ

ひかりもの。ピカピカ

最近急に「あ、宝石が欲しい・・・」と思って、自分にびっくりした。

宝石、ひかりもの、そういうものに全く興味がなくて、本物だろうが偽物だろうが全然いとわず、デザインや値段でアクセサリーを選んできたのだけど、そしてアクセサリーをそもそもそんなに身に着けないタイプなんだけど、なぜか思ったのだった。「宝石が欲しい」って。

こういうのってすごく不思議で、何かどこかのタイミングで見た小説や記事や写真、誰かのポスト、広告などが心に蓄積されていき、何かのきっかけで浮上してくるんだと思ってるんだけど・・・

母はヒカリモノが好きで、いつもきれいにしている。今も。そもそも毎日出かけなくてもちゃんと化粧をするし、ストッキングをはくし、ネイルもしていて、ちゃんとしてる。あんたはヒカリモノってぜんぜん興味ないのね。と言われたけど、それは本当にその通りで、本物の宝石には全く興味がなかった、のだ。でも、小学校の体育の授業中、校庭で体育座りをしながら、校庭の砂の粒の中でピカピカしているものを集めていたし(油石と呼んでフィルムケースに入れてた)、天然石は好きだった。し、家庭画報などに載っているめちゃくちゃ豪奢なジュエリーのページは絶対見る。

あれ、私結構宝石好きなんじゃないの・・・?似合わない、とか手が出ない、とか思って敬遠していただけ??

赤い口紅と一緒で、今ならいけるんじゃない?本当は好きなのでは?とわたしの内側からアプローチされてるんだろうかなあ。